グルコサミンやコンドロイチンなどの医薬品が膝の痛みに効果があるという根拠は?

グルコサミンやコンドロイチンなどの医薬品は、サプリメントとは違って効果が期待できます。

実際、サプリメントとは「体に足りない栄養分を補給する」という目的として作られています。
膝の痛みを緩和するというのは、栄養分を補給した結果に過ぎません。
ですから、サプリメントで効果を期待するというのは難しいものなのです。

一方、医薬品の場合、「体の炎症や傷を治す」という治癒目的で作られています。
そのため、膝の痛みの緩和効果はサプリメントより高く作られています。
同時に、医薬品ですので、きちんとした臨床実験をして副作用や安全性を確認したうえで作られています。

まず、グルコサミンを考えて見ます。
サプリメントのグルコサミンは、グルコサミン塩酸塩と呼ばれているものです。
これは、小腸で吸収された後に、体内でN-アセチルグルコサミンに変換することで、膝の痛みを緩和する効果があるそうです。
しかし、この変換の際に、かなりの量のグルコサミン塩酸塩が体外へ排出されてしまうのです。

一方、医薬品のグルコサミンは、N-アセチルグルコサミンのため、体外への排出を極力抑えて、効率よくグルコサミン効果を得られるのです。
そのため、医薬品のグルコサミンのほうがサプリメントのグルコサミンより3倍高いと言われています。

コンドロイチンを考えて見ます。
コンドロイチンは、「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り、医薬品と判断しない原材料」という扱いになっています。
現在では、医薬品としても最も安全な第3類(コンビニ売りが可能な薬剤)と認定されています。
一昔前までは、膝の痛みに効果があったと言われているコンドロイチンは、今では微妙な扱いにされているようです。