膝の痛みに効く医薬品はどんな物を選べば効果的なのか?

膝の痛みに効く医薬品というのは、安易に選ぶのは危険です。
というのも、膝の痛みは原因が様々なものだからです。

・単に加齢による軟骨成分の磨り減りによって、痛み出すもの
・骨折や転んだことが原因で、破片がぶつかることによって、痛み出すもの
・更年期によって、痛みが激しくなったというもの
などです。

ですから、きちんと医師に診断してもらった上で、提供される医薬品を摂取するようにしてください。
また、医薬品をもららないでシップなどの温熱治療で終わる場合もありますしね。

コンビニでも今や買える薬。
困ったときに助かるものの、薬の危険性(副作用や過剰摂取)も身近にせまっているということは知っておかなければなりません。
したがって、医薬品を選ぶ基準はありません。

個人で購入するよりも、医者で提供された薬をもらって飲んだ方が早く治るからです。
ただ、有効性と副作用などの有害事象が起こる可能性が最も少ない安全性を第一に選ぶことが大切です。

効果を重視するのは危険です。
効果が強いものは、それだけ体への刺激が強いというのは当然ですからね。
持病持ちや治療中の方はなおさらですね。

医薬品で治すことも大切ですが、自宅で膝への負担をかけない生活習慣を送ることも大切です。(同時に水中ウォーキングなどで、膝への負担を抑えた筋力運動も効果的です)

膝の痛みに効く医薬品とサプリメントの違いとは?

膝の痛みに医薬品とサプリメントのどちらを試そうか迷っている方も多いようです。

サプリメントは安易に手に入る分、体に影響がないか不安。
一方、薬は医者に診せに行かないといけないので面倒。
といったものです。

ここでは、両者の違いを紹介します。

医薬品とサプリメントは、そもそも目的が違っています。
・医薬品:病気の改善や治癒を目的として使用される
・サプリメント:体に不足しがちな栄養素を補うものとして使用される
というものなのです。

このように、栄養素を補うものと治療するものといったように、目的が違うのです。
そのため、医薬品には、はっきりとした効果・効能を科学的データによって証明されています。

効果だけでなく、安全性や副作用や用途や分量もきちんと記載しています。
実際、厚生労働省に認可されたものだけが医薬品として出回るのです。

一方、サプリメントの場合、あくまで不足しがちな栄養分を補うだけ。
したがって、栄養不足による体調不良などの改善は可能です。
ただ、効果を目的としていないため、効果を具体的に記入することは許されないのです。(実際、医薬品と違って、科学的データによる効果は記載する必要はないのです)

サプリメントと医薬品は大きく違うということだけは知っておくといいですよ。

膝の痛みに良い医薬品のロキソニンはどんな薬でどんな作用があるのか?

膝の痛みに良いと言われている医薬品のロキソニン。

【効果・効能】
消炎鎮痛剤(腫れや痛みをやわらげてくれ、熱も下げてくれます)
主に、
・関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、歯痛
・手術後の外傷や抜歯後の鎮痛・消炎作用
・急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)の解熱・鎮痛作用
があると言われています。

炎症や発熱を引き起こすプロスタグランジン(PG)という物質のせいごう生合成を抑制すると言われています。
対症療法ですので、熱や痛みの原因そのものを治すことはできません。
つまり、痛みがあった場合の応急処置的な治療薬ということです。

副作用もほとんどなく、安全性が高く効き目もよいのが特徴。
胃腸の悪い人、腎臓や肝臓の悪い人、喘息やアレルギーや妊娠など、そのほか持病のある人は医師に伝えておきましょう。
病気によっては症状を悪化させるおそれがありますので、この薬を提供できない場合があるそうです。

医薬品ですので、自分勝手に使用するのは危険です。
きちんと医師に診てもらい、症状の経過を確認したうえで、摂取するようにしてください。

グルコサミンは本当に膝痛に良いの?医薬品やトクホじゃないのはなぜ?

グルコサミンは本当に膝痛に良いのでしょうか?

グルコサミンはヒアルロン酸やコンドロイチンと違って、単糖類。
そのため、経口摂取によるサプリメントでもわずかながら効果が期待できると言われています。

ただし、サプリメントによるグルコサミンは、本来のグルコサミン効果よりも1/3程度しかないもの。
ですから、安易にサプリメントだけで治ると期待しては禁物です。

医薬品でもグルコサミンはあります。
この医薬品のグルコサミンのほうが、サプリメントのグルコサミンより3倍効果が期待できます。
医薬品のグルコサミンは、体内で分解されず直接吸収される成分として作られているからです。

さて、トクホのグルコサミンはどうでしょうか?

トクホとは、特定保健用食品のこと。
特定保健用食品というのは、健康維持・増進を目的としているもの。
「保健の効果」や「栄養成分の機能」等を表示することによって、摂取する方に分かりやすいように記載できるものです。

きちんとした消費社庁の認可を得ているものだけが付けられるものなのです。
ですから、きちんとした臨床データがあって販売されています。

ただし、医薬品とは大きく違います。
それは、医薬品が「病気の治療」を目的としているものに対して、医薬品は「健康の保持増進」を目的としているということです。

膝が痛い場合は、治すのは医薬品であって、膝の痛みを予め予防するものがトクホだと考えると分かりやすいです。
膝の痛みを治したい場合は、医師の提供されるグルコサミンを飲んだ方が効果的です。(もちろん、違う治療を施す場合がありますが・・・)

グルコサミンやコンドロイチンなどの医薬品が膝の痛みに効果があるという根拠は?

グルコサミンやコンドロイチンなどの医薬品は、サプリメントとは違って効果が期待できます。

実際、サプリメントとは「体に足りない栄養分を補給する」という目的として作られています。
膝の痛みを緩和するというのは、栄養分を補給した結果に過ぎません。
ですから、サプリメントで効果を期待するというのは難しいものなのです。

一方、医薬品の場合、「体の炎症や傷を治す」という治癒目的で作られています。
そのため、膝の痛みの緩和効果はサプリメントより高く作られています。
同時に、医薬品ですので、きちんとした臨床実験をして副作用や安全性を確認したうえで作られています。

まず、グルコサミンを考えて見ます。
サプリメントのグルコサミンは、グルコサミン塩酸塩と呼ばれているものです。
これは、小腸で吸収された後に、体内でN-アセチルグルコサミンに変換することで、膝の痛みを緩和する効果があるそうです。
しかし、この変換の際に、かなりの量のグルコサミン塩酸塩が体外へ排出されてしまうのです。

一方、医薬品のグルコサミンは、N-アセチルグルコサミンのため、体外への排出を極力抑えて、効率よくグルコサミン効果を得られるのです。
そのため、医薬品のグルコサミンのほうがサプリメントのグルコサミンより3倍高いと言われています。

コンドロイチンを考えて見ます。
コンドロイチンは、「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り、医薬品と判断しない原材料」という扱いになっています。
現在では、医薬品としても最も安全な第3類(コンビニ売りが可能な薬剤)と認定されています。
一昔前までは、膝の痛みに効果があったと言われているコンドロイチンは、今では微妙な扱いにされているようです。

膝の関節痛に良いと言われるヒアルロン酸配合の医薬品は効果あるの?

膝の関節痛に良いと言われているヒアルロン酸配合の医薬品。
ヒアルロン酸は経口摂取では効果が薄いと言われています。

というのも、ヒアルロン酸は多糖類なので効果的に吸収されずに体外に排出されるからだそうです。

ヒアルロン酸はもともと体内で生成されているもの。
ヒアルロン酸のおかげで、肌の潤いだけでなく、膝関節のクッション的な機能を果たしてくれるのです。

しかし、加齢によってだんだんとヒアルロン酸は少なくなります。
そこで、医薬品としてヒアルロン酸を取り入れることが効果的なのです。

たとえば、
・関節機能改善剤
分子量90万の高分子ヒアルロン酸を関節内に注射するというもの。
経口摂取ではなく、直接注射することで効率よくヒアルロン酸効果が得られます。
ヒアルロン酸の生産機能も高めてくれ、痛みや炎症を抑制してくれます。
主に変形性関節症や五十肩、関節リウマチなどの治療として使われています。

医薬品の効果を疑ってはいけません。
そもそも、医薬品というのは、症状の治癒が目的。
きちんとした臨床実験や安全性を確認した上で、薬として提供されています。
ですから、医薬品に効果がなかったら、臨床実験が嘘ということになり大問題です。

医薬品に書かれている効果・効能は、期待できるということに違いありません。
効果がなかったら、いろいろな症状が原因の場合もあると考えていいと思います。(医師の診断のもと、摂取するようにしてください)

膝痛の医薬品でヒアルロン酸やコンドロイチンは経口摂取しても分解され意味がないの?

膝痛の医薬品でヒアルロン酸やコンドロイチンは経口摂取しても分解されると言われています。
「身体の中で合成される物質を、飲んで補うことはほぼできない」ということは、知っておいても損はありません。
加齢によって成分が減少するのは確かなのですが、経口摂取で補え切れるものではないんです。

グルコサミンはブドウ糖、ヒアルロン酸は澱粉、コンドロイチンは乳糖が基本です。
体内に入ると、グルコサミンは単糖で、消化されずに吸収されます。
しかし、ヒアルロン酸やコンドロイチンなどは多糖類で、効果を発揮することなく体外へ排出されるのです。
ですから、ヒアルロン酸やコンドロイチンだけの効果をうたっているものは気をつけるべきです。

消化不要で成分が吸収されるのは、グルコサミンだけ。
グルコサミンは体内に取り込まれるということが、動物実験の上で成立しています。
また、グルコサミンはサプリメントと医薬品では成分が違い、医薬品のグルコサミンのほうが効果は3倍も違うと言われています。

また、グルコサミンは無害に近いもの。
どうしても、膝の痛みで飲むというのならば、グルコサミンが配合されているものがいいかもしれませんね。

ただし、ヒアルロン酸やコンドロイチンだけでも、プラシーボ効果が期待できます。
飲むだけで気分的に良くなったと実感された方は多いです。
病気は気からとも言いますしね。

何もしないよりは、体に良いと言われているものを摂取した方が気分的にも落ち着きますよね。
詳しくは医師の方の話を聞いてみるといいですよ。